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スーパーヒーロー・テーマパーク誘致、タトウィールが米マーベルと契約

 【ドバイ20日PRN=共同JBN】ドバイ・ホールディングのメンバーであるタトウィールは20日、スパイダーマン、X-メン、アイアンマン、ファンタスティック・フォー、超人ハルクなど世界的に有名なスーパーヒーローなどの創作者である米マーベル・エンターテインメント(NYSE:MVL)との画期的な取引契約を結び、世界最大規模のレジャー、観光、娯楽目的地に中東地域初のスーパーヒーロー・テーマパークを開発することになったと発表した。

 「マーベル・スーパーヒーロー」テーマパークは、ドバイに開発中の「ドバイランド」(登録商標)内に設置され、その主要な強力プロジェクトのひとつになる。450万平方フィートを開発する設計とコンセプト基本計画はこのほど完成した。2012年に訪問客を受け入れる予定のテーマパークは、訪れる家族が子どものころを思い出し、スーパーヒーローのキャラクターと交流することができる新たな素晴らしいドライブを伴う究極の目的地となる。

 「マーベル・スーパーヒーロー」テーマパークはタトウィールの事業で、この地域の娯楽提供を強化、多様化し、世界で最も魅力的な観光目的地としてのドバイのステータスを際立たせる。

 タトウィールのサイード・アル・ムンタフィク取締役会長は「ドバイランドの独自ポートフォリオに最新のメンバーとしてマーベル社を迎えて喜んでいる。われわれはこの画期的な提携関係によって、ドバイランドの世界的水準のサービス提供にさらなる価値を付け加えると確信している」と語った。

 マーベル・エンターテインメントのデービッド・マイゼル執行副社長兼マーベル・スタジオ会長は「世界最高の創造物コンセプトを引き寄せるユニークな娯楽経験によって、ドバイランドの目的地の一端を担うことは光栄である。ドバイにおけるマーベル・スーパーヒーロー・テーマパークの開始は、当社ブランドにとって極めて大きな成長の可能性を約束する地域への参入の始まりである」と語った。

 これは当初アル・アハリ・グループとマーベル・エンターテインメントとの提携関係として昨年発表されたが、タトウィールは今回、その開発計画を監督下で進め、戦略的にテーマパーク・ポートフォリオを管理することで一歩踏み出した。

 マイゼル氏は「マーベル・スーパーヒーロー・テーマパークのコンセプトをドバイに持ち込む交渉開始に貢献したアル・アハリ・グループに心から感謝する。タトウィールのドバイランドに誘致権限を移すとの決定は、マーベル・スーパーヒーロー・テーマパークを世界で最も多様なレジャー・エンターテインメント目的地に置くことを目指す戦略的動きである」と語った。

 タトウィールのメンバーである30億平方フィートのドバイランド(登録商標)は、ドリームワークス・アニメーションパーク、シックスフラッグス、HITエンターテインメント、ユニバーサルスタジオ・ドバイランド(登録商標)、グローバル・ビレッジなどのプロジェクトとドバイスポーツシティー、モーターシティー、ドバイアウトレットモール、アル・サハラ・デザート・リゾート、アル・バラリ、ポロ・乗馬クラブ、アラビアシティー、リージェンド、ドバイホイール、ファルコンシティー・オブ・ワンダーズを含むいくつかのプロジェクトで構成されている。

 ▽マーベルについて
 マーベル・エンターテインメントは、60年を上回るコミック本出版の経験の上に構築された5000余りの優れたキャラクターのライブラリーを保有し、キャラクターに基づく世界最大手エンターテインメント企業のひとつである。マーベルは劇映画、ホームDVD、消費者製品、ビデオゲーム、アクション人形とロールプレイング玩具、テレビ、プロモーションに重点を置いて、ライセンス、エンターテインメント(マーベル・スタジオ経由)、出版(マーベル・コミックス経由)、玩具でそのキャラクター利用権を活用している。同社戦略は、世界中で高まる一連の機会に同社利用権を生かすことである。
 詳しい情報はhttp://www.marvel.comまで。

 マーベルとその関連キャラクター:商標と2008年著作権によるマーベル・クラクターズ社スーパーヒーローは、共同所有登録の商標である。

 ▽ドバイランド(登録商標)について
 タトウィールのメンバーであるドバイランド(同)は、すべての家族の要求に応える意欲的な観光・レジャー・エンターテインメント計画である。ユニークな30億平方フィートの開発は性別、年齢、世界各地、あらゆるジャンルの観光セグメントにアピールする家族観光の国際的ハブとして、ドバイの立場の触媒になるよう計画された。ドバイランド(登録商標)は世界各地から毎年数百万の観光客を誘致するよう計画されている。

 ドバイランドでの広範な計画の中にはUAE、GCC、国際的投資家によるテーマパーク、エコツーリズム計画、ショッピングモール、レストラン、居住地区が含まれている。 ドバイランドは桁外れのビジョンの産物であり、レジャー目的地とビジネス、エンターテインメント開発の快適な環境の両面で人口が増加しているアラブ首長国連邦(UAE)にとって「生活、仕事、遊び」の魅力的な場所になる。

 ▽タトウィールについて
 タトウィールは2005年に設立、同地域で最もダイナミックな企業でドバイ・ホールディングのメンバーである。タトウィールは10の市場をリードするブランドで構成されており、意欲的事業計画を監督している。同社のポートフォリオは現在「エネルギー・ヘルスケア」、「観光・エンターテインメント」、「産業・不動産」の分野に分かれている。同社には以下が含まれる。

 *ドバイ・ヘルスケア・シティー:世界クラスの品質のヘルスケア・サービスとしての地域のハブ。
 *ミジン:同地域で最も先進的な不動産会社のひとつ。
 *ユニバーサル・シティー・ドバイランド:ユニバーサル・スタジオを中心とする2200万平方フィートの開発。
 *「ザ・タイガー・ウッズ・ドバイ」:タイガー・ウッズが初めて設計したゴルフコースを含む会員制ゴルフクラブ。
 *ドバイランド:中東で最大のレジャー・エンターテインメント・観光地のひとつ。
 ドバイ・インダストリアル・シティー:主要な製造業のハブとしてドバイを開発するための工業団地。
 *バワディ:51の豪華ホテルと6万室以上からなる世界のリーダー的な接客・エンターテインメント計画。
 *ドバイ・エナジー:地域と世界のエネルギー開発への投資と多様な投資ポートフォリオの形成。
 *ドバイ・マーカンタイル・エクスチェンジ:ニューヨーク商品取引所および家族向けの文化、エンターテインメント、食事、買い物の目的地であるグローバル・ビレッジと提携して設立した中東最初のエネルギー先物取引所。
 *グローバル・ビレッジ:文化、エンターテインメント、料理、コマースに対して家族が訪れる一流の目的地。

 タトウィールの傘下企業は世界大手コングロマリットとの共同合弁事業イニシアチブを開拓することに加えて生活向上産業のグループを形成し続けている。彼らは世界クラスのパーフォーマンスを追求しており、事業の卓越性、品質、ハイパーフォーマンスを追求し維持するためにリーダーシップ開発を実行している。

(共同通信PRワイヤー)


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