独投資機関、ハノーバーメッセでバイオ燃料専門家パネル開催
【ハノーバー(ドイツ)18日PRN=共同JBN】ガソリン価格の高騰と温室効果ガス排出(GHG)に対する懸念によって、燃料効率問題はドイツでの最先端の課題になっている。燃料効率と代替燃料問題は、4月23日午前10時半から開幕するハノーバーメッセ(2008年国際産業技術見本市)のクリーン・ムーブズ・エクスポジションでの専門家パネルのトピックとなる。
代替燃料は車両排気ガスを減らす重要な役割を果たしつつある。バイオマス液化燃料(BTL)やセルロース系エタノールなど非食料品作物(いわゆる第2世代燃料)などバイオ燃料の開発研究が進んでおり、バイオメタンあるいは水素などの新たな燃料源も近い将来自動車向けに利用できる可能性がある。
開催されるパネルは、代替燃料に関する科学的進歩と投資可能性に応えるものとなる。第1世代と第2世代のエタノールは、アルベルト・カルモナ・ボッシュ氏の講演の中心議題である。同氏はアベンゴア・バイオエナジー欧州のビジネス開発ディレクターで、同氏が所属する会社は欧州最大手のエタノール生産者である。
フランクフルト/マインのゲーテ大学からはエックハルト・ボーレス博士とマルコ・ケラー氏が、ペンタルコ(Pentalco)・プロジェクトについて報告する。このプロジェクトはボーレス博士ら研究グループから生まれたもので、今後2年にわたり麦わらからの第2世代エタノール抽出処理法を開発する作業である。ライプチヒにあるエネルギー・環境研究所のフランジスカ・ミューラーランガー、ミヒャエル・ザイファート両氏がほかのバイオ燃料選択肢と比較したバイオメタンの評価について報告する。
ドイツ水素燃料協会のウルリッヒ・シュミットヘン博士は、太陽光発電と風力発電から抽出する水素処理と消費者の日常生活に水素燃料を利用してもらえるよう現在のインフラを拡大する問題を議論する。
インヴェスト・イン・ジャーマニーはこのパネルを主催するとともに、協議後の投資家向けレセプションを開催する。パネル協議はハノーバーメッセ会場エネルギーホール27のブースF41で開かれる。インヴェスト・イン・ジャーマニーはドイツ連邦政府の国内投資促進機関である。立地選定から投資決定の実行まで包括的なサポートを投資家に提供している。
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(共同通信PRワイヤー)
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