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AIPPIの見解に釈明、特許訴訟中のオクルテク社

 【イェーナ(ドイツ)18日PRN=共同JBN】欧州の有力な冠状動脈閉塞機器メーカーのオクルテク社(Occlutech GmbH)は18日、最近のニュースリリースに関する釈明を発表した。

 オクルテクは今年2月8日付で発表したニュースリリースの中で、欧州「国際知的財産保護協会」であるAIPPIから、AGAメディカルが欧州で保有する特定の知的財産権(IP)についてオクルテクが侵害していないことに関連する見解を受け取ったとことを明らかにした。

 AIPPIはこの声明に関して(以下のような)釈明を求めてきた。

 1)「欧州国際知的財産保護協会」との名称は正しい表記ではない。正しい表記は「国際知的財産保護協会」である。

 2)オクルテク社はAGAメディカルが保有するEP(欧州特許)0808138B1とそのイタリア特許部分である019020BE/2006を侵害してはいないという、オクルテクが受け取った見解は、AIPPIのイタリア国家グループの権限を通じて伝えられたものであり、国際AIPPI自体が出したものではない。この見解は、AIPPIのイタリア・グループによって任命された3人の中立的専門家の署名で出されたものである。同見解はAIPPIのイタリア支部に代わってこれら専門家から出されたもので、国際AIPPIもしくはAIPPIイタリア国家グループの名前もしくはそれに代わって出されたものではない。

 この見解は、オクルテク社の影響を受けることなく与えれたもので、専門家たちの不偏性はAIPPIイタリア支部からその後確認されている。

 3)AIPPIを通じて権限を与えれるような中立的見解というものは、見解を求める当事者に有資格で不偏の見解を与えることを目的とするひとつの手段である。それはAIPPIの公式見解を代表してはいない。なぜならば、AIPPIは当事者間の知的財産権に関する紛争ついて、当事者の一方に代わってあるいは有利な形で関与することはない。

 オクルテクは、当該見解に権限を与え、受け取るに当たってAIPPIの役割について、コミュニケーションが明白ではなかったことに遺憾の意を表す。

 オクルテクは欧州の40カ国余りと国際市場でオクルテク「フィギュラN」ブランドで販売されている広範な閉塞機器を開発、製造している。米国、日本で規制当局の承認を得るための臨床計画も行われている。

(共同通信PRワイヤー)


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