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フラットパネルディスプレイ展、最新の電子ペーパー技術披露

<第4回国際フラットパネルディスプレイ展(1)>
 液晶・プラズマ・有機EL・FEDなど最新のフラットパネルディスプレイが一堂に集まる、第4回国際フラットパネルディスプレイ展「Display2008」(主催・リードエグジビションジャパン)が16―18日まで、東京ビッグサイトで開催されている。会場には国内初展示となる松下電器産業150型プラズマをはじめ、今後需要拡大が期待される電子ペーパーなど最新の製品・技術が出展。来場者の注目を集め賑わいを見せていた。

dis_hujitsu_01.jpg【電子ペーパー】
 今後市場の拡大が予想されるこの分野では富士通フロンテックとブリヂストン、E IInk社などが参考品を出展した。電子ペーパーは新聞をはじめ、雑誌・書籍、パンフレットなどといった紙媒体を専用端末に手軽に表示させることができる。海外でもすでに採用している媒体もあり注目を集めている。

 富士通フロンテックが展示した電子ペーパー搭載端末は「FLEPia」は8型(縦240ミリ、横158ミリ)と12型(縦304ミリ、横210ミリ)の小型サイズ。無線LANを介して送られてくる情報を手軽に読むことができる。システムはWINDOWS仕様になっており、情報をSDカードに保存するこもできる。

dis_bri_01.jpg ブリヂストンは電子ペーパーによる新聞配信の実証実験を披露した。A3サイズの電子ペーパーを2枚組み合わせたディスプレイに毎日新聞社の朝・夕刊を原寸大サイズで表示。同社が開発した電子粉流体は実際の新聞と見間違える程の解像度を実現。来場者の興味を引き付けていた。


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