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投資顧問のグラマシー社が新ポートフォリオマネジャー採用

 【グリニッチ(米コネティカット州)16日PRN=共同JBN】米コネティカット州グリニッチにある投資アドバイザーであるグラマシー・アドバイザーズ(Gramercy Advisers LLC)社は16日までに、ヒルベルト・チャベスベラスケス氏がマネジングディレクター兼ポートフォリオマネジャーとして入社したと発表した。

 チャベスベラスケス氏は新興市場の政府系、企業の破綻証券のヘッジ戦略、取引に注力する。同氏の取引活動は同社の17億ドルのグラマシー新興市場ファンド、1億6000万ドルのグラマシー・アルゼンチン・オポチュニティー・ファンド、3億9000万ドルの特殊融資会社アルコ・キャピタルに付加価値を付けることになる。共同マネジングパートナーのロバート・ケーニヒスバーガー、ジェイ・ジョンストン両氏およびその他の投資、調査チームと協力して、同氏は同社の投資活動にさらに深さと能力を付け加えるとみられている。このポストは資産成長に先んじてスタッフを採用するという同社の方針に沿って新設された。

 チャベスベラスケス氏はJP・モルガンでの2年、クレディ・スイスの新興市場チームでの10年を含め、約14年にわたる新興市場の経験を持っている。クレディ・スイスの後はミレニアム・パートナーズのポートフォリオマネジャーを務め、地元市場、対外市場の双方に注力していた。

 1998年創立のグラマシーはSEC(米証券取引委員会)登録の投資アドバイザーで、運用資産は30億ドル近い。同社はイベントドリブン、価値志向の戦略を用いて、破綻証券、リストラで利益を得られそうな証券、本来の価値以下で売られている証券の特定、活用を目指している。投資ビークルには新興市場破綻証券、新興市場民間株式、世界市場・新興市場の破綻株式が含まれている。グラマシーはグリニッチ、サンフアン(プエルトリコ)ソフィア(ブルガリア)シンガポール、メキシコに事務所がある。

(共同通信PRワイヤー)


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