多くのプラットフォームにASE環境、デクストンが実現
【カペラアンデナイセル(オランダ)17日PRN=共同JBN】複雑なインテグレーションプロセスに20年余りの経験を持つオランダのソフトウエア企業であるデクストンは17日、サーバーソフトウエアのウェブスフェア、アパッチ、トムキャット上で同社のアジャイルシステム環境(ASE)が利用可能になったと発表した。
ASEは「.NET」フレームワーク技術に次いでJava(EE)、J2EE(JES)技術を利用することによって、プラットフォームに依存しない真のソリューションとなる。ASEは一貫してブラウザー同士の互換性を持ち、アプリケーションの個別のすべてのパーツがユニックス(Unix)、IBMのiシリーズ、マイクロソフト・サーバー、リナックス(Linux)で利用可能である。
デクストンのヨス・ハルクス最高経営責任者(CEO)は、すべての代表的なビジネスインテリジェント(BI)ソリューションに対する企業業績管理をサポートする市場初のソリューション開発における今回の新たな前進によって、「ASEは、企業がビジネスインテリジェントとビジネスプロセスとを統合することによって、その収益性を高めることを支援する有利な立場になる」と語った。デクストンは今月初め、企業業績管理への統合アプローチができれば、企業の業績はもっと上がるとのアンドリアス・ビッテラー氏(ガートナー社)の発言に応えるリリースを送付していた。
デクストンのアジャイルシステム環境(Agile System Environment)は、ビジネスインテリジェント(BI)とバックオフィスシステムを統合することで、ビジネスプロセスをより実用的にすることができる。同社のASEは、ビジネスオブジェクツ社やコグノス社のような有力ベンダー(製品)を取り込み、例えば日常のビジネスプロセスに結果を取り込むためIBMの「4インアボックス」(4-in-a-box)を補完するなど完ぺきに適応する。
コミュニケーション(XML、ADO、WebServices)が存在するアプリケーション分野に市場標準規格を使ってASEにシームレスかつ低コストで統合することによって、デクストンが特許を保有する統合モデリング機器は、個別のアプリケーションの相対的状況を保証する。
ハルクスCEOは「テクノロジーが企業業績管理を実現する主要な牽引車ではないことを知ってはいるが、われわれはASEプラットフォームを主体的にすることによって、企業が収益性を上げる際にASEを使わない何らかの理由をすべて排除した」と語った。
デクストンは既にコグノス8、ビジネスオブジェクツXI、SAP・R3、マイクロソフト・ダイナミックス4NAV、さらにいくつかの(バック)オフィス用アプリケーションとの市場統合を果たしている。
▽デクストン・コーポレーション(Dexton Corporation)について
デクストンは過去20年、リレーション・マネジメント・ソリューションの開発者兼サプライヤーとして国際的に活動し成功してきた。さまざまな業界部門の多数の国際的顧客が、デクストンのソリューションでコマーシャルビジネス処理を強化している。デクストンはオランダと英国にオフィスがある。
(共同通信PRワイヤー)
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- [国際情報]多くのプラットフォームにASE環境、デクストンが実現 2008/04/17 木曜日