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エプソン、高速印刷が可能なベンチトップタイプの産業用ラベル印刷機を開発

セイコーエプソンは、このたび、PrecisionCoreラインヘッドを搭載し、超高速印刷が可能なベンチトップタイプの新型産業用ラベル印刷機を開発。

 この新型ラベル印刷機は大量印刷に最適化されており、300mm/秒という超高速印刷を実現しながら画質にも妥協することなく、ユーザーの生産性向上に貢献する。またこれにより、エプソンのラベル印刷機は、大型のデジタルラベル印刷機SurePressやデスクトップタイプのカラーラベルプリンターに加え、新たにベンチトップタイプも取りそろえることになり、これまで以上にラインアップが広がる。

 この新型ラベル印刷機は、セカンダリラベルやロジスティクス用のラベルなどの大量印刷用途に向けて設計されており、生産性、耐久性、信頼性など、産業用途で求められるニーズに応えるもの。また、カラーラベルは、ユーザーに商品情報を伝えたり商品の判別性を高めたりするために有効で、カラーラベルに対する需要は増加傾向にある。この新型機はそのようなさまざまな用途で使用されるカラーラベルに対応が可能。

 新型ラベル印刷機には、エプソン最先端のプリントヘッド技術であるPrecisionCoreが搭載されている。PrecisionCoreの中核となるプリントチップは、高密度なノズル形成を可能とするMEMS製造技術によって支えられており、このプリントチップを配列しラインヘッドとすることで、効率性と経済性に優れた超高速印刷を実現。さらに、PrecisionCoreプリントヘッドは精度の面でも優れており、ほぼ真円のインク滴を吐出できるため、極めてシャープな印字品質をも実現している。

 エプソンは、この新型ラベル印刷機を今年後半に市場投入する予定。


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