東京で次世代無線通信技術セミナー、エルコテックが参加
【香港9日新華・PRN=共同JBN】通信機器分野におけるODM能力をもつ総合EMS(電子機器製造受託サービス)大手であるエルコテック社は、4月17―18日に駐日カナダ大使館で開催されるIT&モバイルフォーラム(IEMF)主催の「第3回次世代無線通信テクノロジーセミナー」で基調講演を行うことになった。エルコテック・パーソナルコミュニケーションビジネス部門のビジネスデベロップメント担当ディレクターであるフォルカート・ヴィエルダ博士が、「総合EMS-『単なる便利屋』から最高のトータルコストオブオーナーシップへ」と題して講演を行う。
講演では、日々変化しつつある情報通信機器分野において、その専門性を発揮できるEMS企業を利用することが、通信関連企業にとって「いかに資産を持たずに柔軟性を高め、リスクを軽減させ、企業の中核となる製品ブランド構築や営業に注力できるようになるか」、また「複雑なプロセスを生み出すことなく、マーケットのニーズに素早く対応でき、トータルコストオブオーナーシップを高めることができるか」などを論じる予定である。
フォルカート・ヴィエルダ博士は「無線通信業界、特にモバイルコンピューティングの世界ではさまざまな新しいテクノロジー、事業機会、新規企業が現れている。今回のシンポジウムにおいてEMSというソリューションや、エルコテックのサービスを紹介することができて非常に嬉しい。エルコテックは20年の通信技術に特化してきた実績があり、10億以上の携帯電話を組み立てている。EMSにおける携帯電話取り扱い高はとしては世界3位である。エルコテックは、ブランドオーナーに対してトータルコストオブオーナーシップという概念を提唱している。今回のシンポジウムに参加することによって、この概念をより広く提唱し、啓蒙できたら望外の喜びである」と語った。
第3回次世代通信テクノロジーセミナーは駐日公館IT&モバイルフォーラム(IEMF)の主催、モバイルコンピューティング推進コンソーシアム(MCPC)、カナダ大使館共催で行われる。国内外の無線通信に関わるビジネスマン、キーパーソン、バイヤー、エンジニアが参加する予定である。
EMSコミュニケーションテクノロジー業界の最新の動向はwww.elcoteq-blog.comで確認できる。
エルコテック(Elcoteq SE)について
エルコテックSEは通信技術分野における総合EMS企業。エルコテックはグローバルにデザイン、NPI、製造、サプライチェーンマネージメント、アフターセールスサービスを提供するソリューションプロバイダー。総合EMS企業として今後、機構周辺部品関連の能力もサービスのひとつとして提供していく予定。
エルコテックは、設計開発からアフターサービスまでの、エンドツーエンドのサービスをグローバルに展開している。取り扱い製品群は、携帯電話やその部品などの情報通信関連端末、セットトップボックス、フラットテレビ関連部品などのホームコミュニケーション製品、基地局、タワートップアンプリファイアー、マイクロウエイブシステムなどのネットワーク通信関連機器など。
現在エルコテックは4大陸15カ国に展開し、従業員数は2万4000人。2007年度の売り上げは40億ユーロ。ヘルシンキ証券取引所上場企業。詳しくはwww.elcoteq.comまで。
語でのこのフォーラムについての情報はカナダ大使館駐日公館IT&モバイルフォーラム(IEMF)のホームページを参照。
http://iemf.jp/Event/index.html
(共同通信PRワイヤー)
前後の記事
記事バックナンバー
- [国際情報]東京で次世代無線通信技術セミナー、エルコテックが参加 2008/04/09 水曜日