旭硝子、メキシコに自動車用ガラスの生産拠点 16年稼働へ
旭硝子(AGC)は、メキシコに自動車用ガラスの生産拠点を新設することを決定した。新社を設立し、約60百万ドルを投じて自動車用合わせガラス生産設備を建設、2016年初頭より順次稼働を開始する予定。
メキシコは、北米自動車産業における小型車の生産拠点として、2012年の自動車生産台数は過去最高を更新し、初めて300万台を突破した。今後も堅調な成長が期待され、2010年代後半には400万台を超えると予想されている。
今回のメキシコへの進出で、同社は北米における自動車用ガラスの生産拠点として、AGCオートモーティブ・アメリカ社(米国)のベルフォンテン工場及びエリザベスタウン工場に次ぐ第3の拠点を確保することになる。
同社はこれまで、メキシコでの自動車用ガラス需要には米国の既存拠点からの出荷で対応していたが、今回の進出により、市場の拡大に柔軟に対応できる生産体制を整え、北米自動車用ガラスでのさらなる事業拡大を目指す。
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- [四輪・二輪]旭硝子、メキシコに自動車用ガラスの生産拠点 16年稼働へ 2013/11/13 水曜日