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日産自動車、セレナなど5車種76万4千台をリコール

 日産自動車は26日、乗用車「セレナ」などの加速装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。

 対象となるのは、2004年10月1日から2013年6月14日までに製造された、「セレナ」「エクストレイル」「ラフェスタ」「フーガ」、スズキ「ランディ」の5車種76万4744台。

 アクセルペダルの踏み込み量を検知するアクセルセンサにおいて、アクセルペダルを横方向に押す力が働くような踏み方をした場合に、当該センサ内部の接点の接触力が不足して接触不良を起こすことがある。

 このため、当該センサ信号が出力不良となることで、フェールセーフ制御が作動してスロットルバルブ開度を制限し、加速不良となるおそれがある。

 また、フェールセーフ制御時の吸入空気量設定が不適切なため、スロットルバルブに汚れが堆積している場合に、アイドル回転付近での空気量が不足して、エンストに至るおそれがある―としている。


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