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ダイハツ、「ムーヴ」など11車種89万台をリコール

 ダイハツ工業は11日、軽自動車「ムーヴ」「タント」などの原動機(クランク角センサ)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2005年11月28日から2010年6月7日までに製造された、「エッセ」「ムーヴ」「ミラ」「タント」「ハイゼット」など、計11車種89万1525台。

 エンジンのクランク角センサにおいて、内部コイルの耐久性が不足しているため、低速ギア使用による全開加速走行など、エンジン回転数が高い運転を繰返すと、クランク角センサに過大な振動が加わり当該コイルが断線する場合がある。

 そのため、走行中にエンジンが停止する、あるいは、エンジンが始動できなくなるおそれがある―としている。


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