田辺三菱製薬、大阪・加島事業でオフィス棟建設に着工
加島オフィス棟(写真・田辺三菱製薬) 田辺三菱製薬は10日、加島事業所(大阪市淀川区)でオフィス棟の建設に着工した。同社では、新本社ビルの建設と並行して、加島事業所内にオフィス棟を建設。大阪本社地区と加島事業所内の職場環境の改善と部門の再配置を進めていく。
加島オフィス棟は、建築面積2600平方メートル、延床面積8500平方メートルの低層地上4階(約21m)。約23億円(予定)。2014年7月の完成を計画している。
建築基準法の1.25倍の耐震性能を確保するほか耐震天井を採用し、非常事態に応じて切り替え使用が可能な自家発電設備を設置する。
1階フロアレベルを地盤面+1.3mに設定し、小規模の浸水リスクに対応する。1階に社員食堂、各階にコミュニケーションスペースを設置するほか、4階には大規模災害発生時に地域住民を受け入れることが可能な大ホールを設置する。
省エネルギー・環境配慮対応として、全館LED照明、屋上全面に140kWの太陽光発電を採用するほか、エネルギー管理支援システムを導入する。環境性能はCASBEE「Aクラス」をめざす。
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- [建築・土木]田辺三菱製薬、大阪・加島事業でオフィス棟建設に着工 2013/09/10 火曜日