スティーフェルが初代CSOにコーコラン氏を任命
【コーラルゲーブルズ(米フロリダ州)7日PRN=共同JBN】皮膚病専門の世界最大手独立系医薬品会社スティーフェル・ラボラトリーズは7日、ギャビン・コーコラン博士が昇進して新設の最高科学責任者(CSO)のポストに就任したと発表した。
最高科学責任者のポスト新設で、研究開発部門がすでに果たしている重要な役割とすべての研究開発部局間の統一が強化される。また、世界の5カ所にある同社の研究開発施設間の協調も一段と強化される。
コーコラン氏は最高科学責任者として製品開発とサポートすなわち科学問題、臨床・臨床前研究、医薬品安全性監視、ポートフォリオ計画立案、規制問題にかかわる世界的な科学、事業活動の監督に当たる。
ブレント・スティーフェル執行副社長(世界企業開発・製品ポートフォリオ担当)は「コーコラン氏の最高科学責任者への昇進は同氏が役員会入りして以来、素晴らしい仕事をしてきたことを証明するものである。研究開発部門のリーダーに同氏を選んだのは、幅広い経験と業界に対する鋭い理解によって現在の皮膚病治療を改善し、将来のソリューションを開発する洞察力を身につけているからである」と語った。
スティーフェル氏が言及している実績には、コーコラン氏が米ノースカロライナ州リサーチトライアングルパークに世界的な研究開発本部を設立したこと、コネティクス社買収後のリード統合を助けたこと、4大陸の研究開発施設の監督、研究開発目標と構造と事業の戦略的目標との一体化を強化したことが含まれている。
コーコラン氏はこれまで世界研究開発担当の上級副社長だった。スティーフェルには2005年に世界臨床規制問題担当の上級副社長として入社し、世界クラスの世界研究開発部門の拡大を進める推進力となってきた。今回の昇進後もリサーチトライアングルパークの同社研究開発本部にとどまり、引き続きブレント・スティーフェル執行副社長に直接報告する。
コーコラン氏は内科と感染症の専門医で、開業医、学究生活、医薬品業界での専門的経験を持っている。同氏は南アフリカ出身で、ヨハネスブルクにあるウィットウォータースランド大学医学部に学んだ。医薬品に関する同氏の幅広い経験には、バイエル、シェリング・プラウ、アムジェンでの臨床研究、規制問題での指導的ポストが含まれている。さらに、抗感染薬、糖尿病、皮膚感染症を含むさまざまな分野で医薬品開発に成功している。
▽スティーフェル・ラボラトリーズ社(Stiefel Laboratories, Inc.)について
1847年創立のスティーフェル・ラボラトリーズ(株式非公開会社)は皮膚病専門の世界最大の独立系医薬品会社。皮膚病用の一連の処方、非処方製品を製造、販売している。最新の有名ブランドには、デュアック(登録商標)ケアシステム(CS)で販売されるデュアック局所ジェル(クリンダマイシン1%-過酸化ベンゾイル5%)、エボクリン(登録商標、リン酸クリンダマイシン)フォーム1%、ラクシック(登録商標、ベータメタソン・バレレート)フォーム0・12%、ミミックス(登録商標)クリーム、オラックス(登録商標)/オラックスE(商標)コンプリートパックでも市販されるオラックス(プロピオン酸クロベタゾール)フォーム0・05%とオラックス-E(商標、プロピオン酸クロベタゾール)フォーム0・05%、ソリアタン(登録商標)CKコンビニエンスキットで市販されるソリアタン(登録商標、アシトレチン)カプセル、ベルデソ(商標、デソニド)フォーム0・05%、ブレボキシル(登録商標)ニキビ洗顔キットにパッケージされているブレボキシル-4クリーミーウォッシュ(過酸化ベンゾイル4%)とブレボキシル-8クリーミーウォッシュ(過酸化ベンゾイル8%)、エクスティナ(登録商標、ケトコナゾール)フォーム2%、オイラタム(登録商標)クレンジングバー、フィジオジェル(登録商標)、スティープロクス(登録商標)(シクロピロックス・オラミン)、リベールスキン(商標)、サルナ(登録商標)などがある。同社が全額出資している世界的なネットワークは30以上の子会社で構成されており、6カ国に製造プラント、4大陸に研究開発施設があり、製品は世界の100カ国以上で販売されている。
スティーフェル・ラボラトリーズは世界で戦略的な提携、買収の機会を探ることによって研究開発努力を補完している。同社についての詳しい情報はwww.stiefel.comへ。
(共同通信PRワイヤー)
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- [国際情報]スティーフェルが初代CSOにコーコラン氏を任命 2008/04/08 火曜日