マツダ、メキシコにエンジン機械加工工場を新設 １２０億円投じ
マツダは８日、住友商事との合弁事業であるメキシコの新工場「マツダ・モーター・マニュファクチャリング・デ・メキシコ（略称＝ＭＭＭｄＭ）」に、エンジン機械加工を行う新工場を新設すると発表した。
新設する工場は、ＭＭＭｄＭで生産する「Ｍａｚｄａ２（日本名＝デミオ）」や「Ｍａｚｄａ３（日本名＝アクセラ）」に搭載する「ＳＫＹＡＣＴＩＶ技術」のエンジンを生産する予定で、２０１４年１０月の操業開始を目指す。
年間生産能力は２３万基規模を計画。エンジン機械加工工場の新設に伴い、ＭＭＭｄＭでは、１億２０００万米ドル（日本円で約１２０億円）を投資するとともに、約１００名を追加で採用する計画。
マツダは、ＭＭＭｄＭの車両およびエンジン組立の工場建屋をすでに完成させており、現在は２０１３年度第４四半期の稼働に向けた準備を進めている。新たにエンジン機械加工工場を新設することにより、「ＳＫＹＡＣＴＩＶ技術」の生産体制を一層強化する。
また、部品の現地調達を拡大し現地化を推進することで、為替変動への対応力の向上を図るとしている。
前後の記事
記事バックナンバー
- ［四輪・二輪］マツダ、メキシコにエンジン機械加工工場を新設 １２０億円投じ 2013/08/08 木曜日
