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時速210キロの芝刈り機「Mean Mower」を製作

【ロンドン2013年7月18日PRN=共同JBN】並外れた芝刈り機を製作するためにこれまで試したことがない未知の仕様に応えて、TopGear Magazineはホンダと手を組み、過激な芝刈り機を製作した。その名はMean Mower。

ホンダの芝刈り機HF2620ライドオンをベースにしたMean Mowerは、Team Dynamicsのホンダの英国ツーリングカー専門家が解体、組み立て直した。Mean Mowerには、スペースフレーム・シャシー、ホンダの1000ccVTRファイアーストーム・モーターバイクエンジン、カスタムメードのサスペンション、レース用ATVのタイヤが装着された。

このホンダは、外観は標準的な芝刈り機のように見えるものの、109英馬力、71 lb ft(約97Nm)のトルクを生み出し、理論的には0-60mphを4秒以内、最高速度は記録破りの約130mph(約210キロ)をたたき出す。それでも芝生を刈ることができる。

この芝刈り機は、TopGear Magazineが毎年開催する、その年の最高パフォーマンス・マシン14台が集まったタイヤシュレッディングのテストイベントSpeed Weekで、時速100.03mph(161キロ)をトラック上で達成した。芝刈り機を専属ドライバーThe Stigが運転するビデオは以下のサイトで閲覧できる。
http://www.topgear.com/uk/car-news/top-gear-magazine-speed-week-2013-7-17

詳細は、18日発売のTopGear Magazineの最新号に掲載され、プリント版とiPad用で入手できる。またウェブサイトhttp://www.topgear.com/speedweekでも閲覧できる。

BBC TopGear Magazineのピアース・ワード氏は「TopGear、刈るべき芝、スタッフのStigがあれば、この怪物を製作するためにホンダと協力することは全く問題がないように思えた。しかし正直なところ、この怪物を運転したら、こんなに恐怖を覚えたことはなかった。ロケットのように急加速し、他の芝刈り機の例にもれずシートベルトは付いていない」と語った。

ホンダ(英国)のエリー・オスティネリ氏は「われわれの狙いは単純明快だ。芝刈り機の面影を残した超高速の芝刈り機を製作したかった。しかし何にもまして、それは芝を刈る必要があった。ホンダは限界を押し広げる偉大な信奉者であり、われわれはチャレンジが大好きである」と語った。

Team Dynamicsのチームマネジャーであるピーター・クロラ氏は「われわれが知る限り、これは全く初めての体験である。この芝刈り機・エンジンと専属ドライバーStigとのコンビを使うなんて。エンジニアリング上の最大のチャレンジは、芝刈り機の外観と芝を刈る能力を保つ必要性だった。エンジンが軽量で極めてコントロールしやすい性能があることが今回のプロジェクトの重要な決め手だった」と指摘した。


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