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5月の建設工事受注総額26%増7781億円、2カ月連続増

 国土交通省が発表した5月の建設工事受注動態統計調査(大手50社調査)によると、受注総額は前年同月比26.0%増の7781億円で、2カ月連続で増加した。このうち国内は、公共工事、民間工事ともに増加。国内計は同月比26.7%増の7512億円と2カ月連続の増加となった。

 民間工事は5423億円(対前年同月比26.6%増、2カ月連続の増加)。製造業(同15.5%増),非製造業(同29.8%増)。発注者別では、サービス業、不動産業、製造業等が増加し、情報通信業、農林漁業等が減少した。工事種類別では、建築、土木ともに増加した。教育・研究・文化施設、医療・福祉施設、工場・発電所等が増加し、倉庫・流通施設、娯楽施設、土地造成等が減少した。公共工事は1738億円(対前年同月比32.7%増、2カ月連続の増加)。

 国の機関が増加し、地方の機関が減少した。国の機関(同126.4%増、2カ月連続の増加)、地方の機関(同23.8%減、2カ月連続の減少)。発注者別では、国の機関は、全て増加した。地方の機関は、都道府県が減少し、それ以外が増加した。工事種類別では、建築が増加し、土木が減少した。教育・研究・文化施設、土地造成、道路等が増加し、上・下水道、治山・治水等が減少した。

 海外工事は269億円(対前年同月比9.5%増、2カ月ぶりの増加)。


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