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ホンダなど、中国戦略を発表 ハイブリッド車の現地化推進も

 ホンダの中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司(HMCI)、中広汽本田汽車有限公司と東風本田汽車有限公司が3社合同で、中国における今後の技術戦略の方針、新機種投入計画、研究開発の現地化強化を発表。

 HMCI倉石誠司総経理は「新技術導入と研究開発の現地化の推進を加速させる」と述べた上で、2015年末までに中国市場における販売台数を年間130万台とする目標を掲げたようだ。

 また、発表内容のなかで、ハイブリッド車の開発・生産・部品調達は、中国国内で行えるよう体制を整えることが明記されていた。発表の骨子は、次の通り。

<環境技術>
 ◆走りと燃費を高次元で両立させる新世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY(アース・ドリームス・テクノロジー)」を適用した、新型「アコード」および「JADE(中国名:傑徳)」を今年9月に発売する予定。適用モデルは順次拡大していく。

 ◆「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」により、FUN性能をさらに進化させながらも、同時に中国の厳しい燃費規制を率先してクリアすることを目標としている。

 ◆ハイブリッド車の開発・生産・部品調達を中国国内で行うための体制を整え、より購入しやすい価格で提供。中国国内での生産については3年以内の開始を目標とする。

<安全技術>
 ◆安全におけるグローバルスローガンである「Safety for Everyone」の考えのもと、安全技術を一層進化させ、安全運転教育にも積極的に取り組み、「事故ゼロのモビリティー社会」の実現を目指す。

 ◆追突軽減ブレーキ(CMBS:Collision Mitigation Brake System)アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)、レーン・ウォッチ(LaneWatch)、アクティブコーナリングライト、などの衝突回避・予防安全の先進技術を新型アコードから実用化し、順次適用モデルを拡大してい。

<快適技術>
 ◆今月発売予定の新型車「CRIDER(中国名:凌派)」には、スマートフォンと連動するディスプレイオーディオを搭載し、快適な運転のための情報を提供していく。

 ◆車と人と社会をつなげ、安心・快適で低炭素なモビリティー社会を実現する、テレマティクスサービス「HondaLink」を中国に3年以内に提供する予定。


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