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マセラティ、「クアトロポルテ」など1649台をリコール

 マセラティジャパンは5日、「クアトロポルテ」などの緩衝装置に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、2004年2月8日~2009年1月2日に製造された、マセラティ「クアトロポルテ」「クアトロポルテS」「グラントゥーリズモ」「グラントゥーリズモS」の4車種、計1649台。

 後輪のトーインを調整するタイロッドにおいて、防錆処理が不適切なものがあるる。そのため、タイロッドのねじ山部分に錆が発生して締め込み部分が緩むことで、異音が発生したり、高速旋回時の走行安定性が損なわれるおそれがある。そのままの状態で使用を続けると、タイロッドの締め込み部分が外れて、最悪の場合、通常走行においても走行安定性が損なわれるおそれがある―としている。


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