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4月の住宅着工戸数は6%増の7万8千戸、8カ月連続の増

 国土交通省は最新の住宅着工動向を発表した。それによると、4月の住宅着工戸数は7万7894戸で、前年同月比5.8%増加となった。季節調整済年率換算値で93.9万戸(前月比3.9%増)であった。

 利用関係別にみると、持家、貸家が前年同月比で増加となっており、特に、持家については、前年同月比17.5%増と大幅な増加となった。この結果、住宅着工戸数は、8カ月連続で前年同月の水準を上回るなど、緩やかながら持ち直しの動きは継続している。

 今後の先行きについては、雇用・所得環境の推移、東日本大震災からの復興状況、建設労働者の需給状況、住宅ローン金利の動向等を引き続き慎重に見極める必要がある。


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