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米アナディジックス社がAWT6309アンプを発表

 【ウォレン(米ニュージャージー州)3日PRN=共同JBN】米アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は3日、1・7ギガヘルツ(GHz)の帯域で作動するCDMA無線ハンドセットとデータ機器専用に設計された新製品のAWT6309リニアパワーアンプ(PA)を発表した。この新しいPAはクアルコムCDMA2000(商標)とEVDO(商標)チップセットと互換性があるように設計されている。

 同社のHELP2(商標)CDMAパワーアンプ系列の最新製品であるAWT6309は、従来の2段アンプと比較すると平均消費電流を50%も節減する。新型アンプの節電機能は、アナディジックス独自の設計とユニークなInGaP-Plus(商標)技術の成果である。最新技術を結集したこの半導体プロセスはスイッチとアンプ構成部品を同じ金型に統合しており、このため製品設計者と技術者向けの創造的で新しいアーキテクチャーとソリューションを可能にする。AWT6309のサイズは3・0ミリx3・0ミリ、高さ1・0ミリで設計者が超スリムでコンパクトな製品を作ることを可能にしている。さらにこのPAは内部電圧レギュレーターを統合しており、外部電圧レギュレーターを必要としない。

 アナディジックスの無線製品担当上級副社長兼ゼネラルマネジャーのアリ・ハチブザデ博士は「当社は先端的第3世代無線通信への世界的要望に対応するため、コンパクトで高効率のPA製品ポートフォリオを引き続き拡大している。AWT6309パワーアンプの導入により、アナディジックスは米国のAWS帯域と韓国のKPCS帯域でCDMAサービスを拡大する用意ができている」と語った。

 アナディジックスの新型AWT6309パワーアンプの特性は以下の通り。

 - 高効率
 - 41%@+28dBm出力
 - 22%@+17dBm出力
 - 零入力電流:14mA
 - 停止モードでの低リーク電流:<1マイクロアンペア
 - 内部電圧調整

 AWT6309は即時入手可能。詳しい製品情報は以下のウェブサイトまで。

 www.anadigics.com/products/handsets_datacards/cdma_power_amplifiers/awt6309
 製品価格やサンプルはウェブサイト(www.anadigics.com/worldwide_sales)を閲覧するかアナディジックス(電話:+1.908.668.5000またはファクス:+1.908.668.5132)まで連絡を。

 ▽アナディジックス社について
 アナディジックス社(ナスダック:ANAD)は急成長しているブロードバンド無線・有線通信市場における半導体ソリューションの有力プロバイダー。創立は1985年、本社は米ニュージャージー州ウォレンにある。受賞した同社製品にはパワーアンプ、チューナー集積回路、アクティブ・スプリッター、ラインアンプ、その他部品が含まれ、内蔵無線周波数・フロントエンドモジュールとして単品もしくはパッケージで販売される。詳しい情報はウェブサイト(www.anadigics.com)まで。

(共同通信PRワイヤー)


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