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ヤンマー、中国で立形水冷ディーゼルエンジンの生産を開始

 ヤンマーは、中国現地法人である「洋馬発動機(山東)有限公司」において、産業用立形水冷ディーゼルエンジンの生産を開始する。生産ラインの構成は、機械加工設備が約40台。ほか組立設備、運転・塗装設備。2013年8月下旬予定に生産開始し、2015年までに生産能力を6万台に引き上げる。

 ヤンマーは2003年以来、中国現地において単気筒ディーゼルエンジンの生産および販売を行ってきた。近年中国内においては、都市部およびその近郊の開発が進みつつあり、住宅建設や上下水道工事を行う際に使用される小型建設機械などの需要拡大にともない、それら作業用機械に搭載されるエンジンについても、単気筒ディーゼルエンジンと比較してより出力の大きい立形水冷ディーゼルエンジンの需要が現地において高まっている。

 これらを背景に、同社では現地法人工場内に高出力な立形水冷ディーゼルエンジンの生産ラインを新たに導入した。ヤンマーグループは、現地におけるニーズを着実につかみ、信頼性と耐久性、そして環境性能に優れたヤンマー独自のディーゼルエンジンの供給を通じて、中国国内のみならずアジアの全地域へ向けて課題解決ソリューションを提供していく。


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