日揮、マレーシアのLNGプラント増設 20億ドルで受注
日揮は、マレーシアでLNGプラント増設プロジェクトの受注が内定したと発表した。受注金額は約20億ドル(約1700億円)。子会社のJGCマレーシア社と共同での受注。同プロジェクトは、マレーシア国営石油公社が同国サラワク州ビンツルで進めているもの。
契約先は、マレーシア国営石油公社「ペトロナス社」の子会社であるペトロナス・エルエヌジー9社。契約内容は、年産360万トンのLNGプラントに係わる設計、機材調達、建設工事および試運転役務。 契約形態はランプサム契約。納期は2015年末となっている。
プロジェクトは、ペトロナス社ビンツルLNGコンプレックス(現在8系列のLNGプラントが稼働中)に、第9系列目のLNGプラントを建設するプロジェクト。原料となる天然ガスは、ペトロナス社によって新たに開発されるマレーシア国サラワク州の沖合ガス田から生産される天然ガスを使用する。
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- [電力・発電]日揮、マレーシアのLNGプラント増設 20億ドルで受注 2013/03/18 月曜日