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トヨタ、インドネシア・カラワン第2工場を建設 年産12万台

 トヨタ自動車は15日、インドネシアの車両生産会社であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・インドネシア(TMMIN)のカラワン第2工場を建設したことを発表。同日午前9時(現地時間)より同工場敷地内で開所式を行った。

 開所式に出席したトヨタの岩瀬専務は「トヨタは、インドネシアを大変重要な生産・供給拠点と位置づけている。このカラワン第2工場は、グローバルトヨタの今後の成長に欠かせない工場となり、今後インドネシアが、アジア地域のさらなる発展を牽引することを期待している」と語った。

 また、TMMINの野波社長は「カラワン第2工場の開所により、インドネシアトヨタのクルマづくりは、新時代を迎えた。インドネシア人メンバーのアイデアが盛り込まれた新工場で、インドネシアの人によって作られたインドネシアのためのクルマを生産する。」と抱負を述べた。

 カラワン第2工場では、インドネシア市場向けに開発した小型ハッチバックの「エティオス・ファルコ」を生産し、販売を開始。カラワン第2工場の立ち上がり時の生産能力は年産7万台、投資額は約330億円(約3兆3千億ルピア)、新規雇用は1100名程度。来年初めには、年産12万台まで能増する予定で、第1工場と合わせると年産25万台になる。


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