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日産自と三菱自、協業開発の新型軽を発表 合弁NMKV通じ

軽自動車
三菱自動車「ekワゴン」(左)と日産自動車「DAYZ」(写真・三菱自動車、日産自動車)
 日産自動車と三菱自動車工業は、両社の合弁事業によって企画・開発した新型軽自動車の車名およびエクステリアデザインを公表した。新型軽自動車は、日産から「DAYZ(デイズ)」「DAYZ(デイズ)ハイウェイスター」の新しいモデルネームで投入。三菱から代表モデルネーム「eK(いい軽)」シリーズを踏襲し、「eKワゴン」「eKカスタム」として、それぞれ6月に発売する予定。

 同モデルは、両社の日本市場における軽自動車事業に関わる合弁会社「NMKV」が日産自動車と三菱自動車の両社向けに商品企画・開発を行ったもの。NMKVを通じて、商品企画・開発・デザイン・購買等、それぞれの分野における両社の強みを融合することで、優れた燃費性能や広く快適な室内空間など、高い商品競争力を備える。

 また、商品の企画段階から協業を推し進めることで、これまでのOEMでは成し得なかった両社でまったく異なるデザインテイストを織り込み、日産自動車、三菱自動車それぞれのブランドアイデンティティを体現する革新的なデザインを実現する。

 三菱自動車が投入する「eKワゴン」「eKカスタム」は、「快適空間と運転のし易さ」「軽自動車の枠を超える上質感」「優れた低燃費性能」など、これからの“いい軽”に求められるニーズを、高いレベルで実現。

 日産自動車が投入する本モデルは、『毎日(DAYS)を、昨日までと違う楽しい日々に変えていく』というお客さまに提供する価値を「S」を反転した「Z」という表記にその想いを込め「DAYZ(デイズ)」と名付けた。

 「DAYZ(デイズ)」および「DAYZ(デイズ)ハイウェイスター」は、日産自動車が初めて軽の商品企画・開発・デザイン段階から入ったことで、これまでの軽にとらわれない日産自動車らしい躍動感溢れるデザインと上質な室内空間、さらに優れた低燃費性能を実現した新しい軽自動車となった。

 両社は今後も、NMKVによるシナジーを最大限生かし、ともに軽自動車事業の競争力強化を図っていく。すでに今回公表した第1弾モデルに続く第2弾として、スーパーハイトワゴンタイプの新型軽自動車を、2014年初頭の市場投入に向け、企画・開発を進めている。


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