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新日鐵住金、日鐵神鋼シャーリングとシーヤリング工場を合併

 新日鐵住金は4日、連結子会社である日鐵神鋼シャーリングとシーヤリング工場の合併が正式に成立し、4月1日付で新会社「日鉄住金神鋼シャーリング株式会社」(NSSシャーリング)を発足することを発表した。

 新会社の規模は、資本金が2億3100万円、従業員数は139名。平成25年3月期売上高は約70億円を見込む。現・日鐵神鋼シャーリング(大阪府大阪市此花区)を本社・大阪工場、現・シーヤリング工場(堺市西区築港新町)を堺シーヤリング工場とし、両工場における、最適な生産・稼動体制の構築と、強靭なコスト競争力の実現を目指す。

 また、品質・納期等の需要家サービス面に関しても、両社がこれまで培ってきた鋼材加工技術・ノウハウを結集し相互補完することにより、一層の向上を実現していく。なお、新日鐵住金及び神戸製鋼所は、新会社を関西地区の主たる厚板溶断加工拠点として位置づけ、より競争力ある厚板溶断事業会社の実現を目指す。


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