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1月の建設受注額は4%減の7176億円、大手50社統計

 国土交通省は、大手50社による1月の建設工事受注動態統計調査の結果を取りまとめた。それによると、民間工事は、不動産業、卸売業,小売業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業等が増加したものの、金融業、保険業、サービス業、電気・ガス・熱供給・水道業等が減少したため、対前年同月比1.1%減となり、3カ月ぶりに減少に転じた。総計は、前年同月比3.7%減で、2カ月ぶりに減少。

 1月の受注総額は7176億円で、対前年同月比は3.7%減であり、2カ月ぶりの減少。国内は、公共工事、民間工事ともに減少した。国内計は6968億円(対前年同月比1.2%減、3カ月ぶりの減少)。

 民間工事は4934億円(対前年同月比1.1%減、3カ月ぶりの減少)。製造業(同2.0%減),非製造業(同0.9%減)。発注者別では、不動産業、卸売業,小売業、鉱業、採石業、砂利採取業、建設業等が増加し、金融業、保険業、サービス業、電気・ガス・熱供給・水道業等が減少した。工事種類別では、建築が増加し、土木が減少した。事務所・庁舎、店舗、倉庫・流通施設等が増加し、医療・福祉施設、工場・発電所、治山・治水等が減少した。

 公共工事は1711億円(対前年同月比0.9%減、2カ月ぶりの減少)。国の機関が減少し、地方の機関が増加した。国の機関(同23.1%減、2カ月ぶりの減少)、地方の機関(同81.2%増、2カ月ぶりの増加)。発注者別では、国の機関は、独立行政法人が増加し、国、政府関連企業等が減少した。地方の機関は、都道府県が減少し、それ以外が増加した。工事種類別では、建築が増加し、土木が減少した。医療・福祉施設、娯楽施設、住宅等が増加し、事務所・庁舎、道路、倉庫・流通施設等が減少した。

 海外工事は208億円(対前年同月比47.8%減、3カ月連続の減少)であった。


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