パナソニック、ミネベアとのモータ合弁事業を解消 譲渡へ
ミネベアとパナソニックは、両社の合弁会社であるミネベアモータについて、パナソニックが保有するミネベアモータ株式(出資比率40%)すべてを速やかにミネベアに譲渡し、合弁を解消することに合意した。
ミネベアモータは2004年4月1日に両社のファンモータ、ステッピングモータ、振動モータ及びブラシ付きDCモータ事業を統合して、ミネベアの超精密機械加工技術、大量生産技術及びコスト競争力と、パナソニックの最先端商品開発力を生かし、国際競争力のある事業展開を図ることを目的として発足した。
その後、2010年4月1日には、パナソニックより小型ブラシレスモータ、パワーブラシレスモータ及びポリゴンスキャナーモータの事業移管を受け、事業展開を図ってきたが、近年のモータ事業を取り巻く環境の変化に伴い、事業の再検討をおこなった結果、合弁を解消し、ミネベアの完全子会社として、一層の事業拡大を図っていくこととした。
尚、ミネベアおよびミネベアモータとパナソニックは、今後も継続的な製品供給を通じて一層の協力関係を維持していく方針。
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- [製造全般]パナソニック、ミネベアとのモータ合弁事業を解消 譲渡へ 2013/02/01 金曜日