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富士フイルム、九州の大型液晶TV向けフィルム新工場建設

 富士フイルムは、大型液晶テレビに使用される「超広幅フジタック」を生産する富士フイルム九州(熊本県菊池郡)第4工場第8ラインを1月23日より稼働させた。

 第8ラインでは、「超広幅フジタック」の中でも、大型液晶テレビで最も多く採用されているVAモードの液晶パネルの視野角拡大やコントラスト向上に寄与する「VA用フィルム」を生産する。

 また、同第7ラインも本年3月に稼働を開始する。第7ラインでは、IPSモードの液晶パネルにおいて、斜め方向から画面を見た際の色味変化を抑える機能を持つ「IPS用フィルム」や、偏光板保護フィルムとしてあらゆるモードの液晶パネルに広く使用されている「プレーンタック」を生産する。


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