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新日鐵住金、室蘭製鉄所の新設自家発電設備を前倒し試運転

 新日鐵住金は、建設中の室蘭製鉄所の新設自家発電設備の試運転を約1.5カ月前倒しし、1月7日に定格出力(12万5000キロワット)に達した。電力需給逼迫が懸念される北海道電力管内への電力供給を拡大するために前倒しした。

 北海道内では今冬の電力不足が懸念されているが、室蘭製鉄所では、節電対策や既設発電設備(自家発電設備、卸電力発電設備)の最大活用に加え、新設の自家発電設備の試運転開始時期の前倒し、出力の拡大など試運転内容の見直しにより、試運転時に発生する電力を最大限活用して北海道電力への電力供給を拡大している。


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