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三菱自、軽自動車「ミニキャブ」など8車種121万台をリコール

 三菱自動車は、軽自動車「ミニキャブ」等の原動機(クランクシャフトオイルシール)に不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。対象となるのは、軽自動車「ミニキャブ」「タウンボックス」「ミニカトッポBJ」「ミニカ」「eK-WAGON」「eK-SPORT」「eK-CLASSY」「eK-ACTIVE」の計8車種、121万6466台。

 エンジンフロントケースに装着しているクランクシャフトオイルシールにおいて、車両生産時と異なる材質の補修用オイルシールに交換された場合、エンジンフロントケースの加工ばらつき、およびオイルシールの圧入量ばらつき等の複合要因により、当該オイルシールの保持力が低下しているものがある。そのため、当該オイルシールが抜け出し、エンジンオイルが漏れ、油圧警告灯が点灯し、そのままの状態で使用を続けると、エンジン内部部品が焼付き、走行不能となるおそれがある―という。

 なお、本件は、平成22年11月11日付け届出番号「2590」、平成24年1月26日付け届出番号「2881」および、平成24年3月6日付け届出番号「2907」にて、リコール届出を行ったものである。継続原因調査の結果、車両生産時と異なる材質の補修用オイルシールに交換された車両において同様の不具合が発生することが判明したため、対象車両を追加したもの。


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