オーエスジー、Infosys CommerceEdge採用
【バンガロール(インド)、東京、ロンドン、ニューヨーク2012年12月14日PRN=共同JBN】切削工具の有力メーカーであるオーエスジー株式会社(本社、愛知県豊川市)は14日、長年使ってきた電子商取引プラットフォームを変えるためInfosys CommerceEdgeを選択したと発表した。この新しいデジタル商取引プラットフォームは、オーエスジーに堅牢な商取引サポートを行い、オンラインとモバイル回線を通じて顧客とやり取りする一連のツールを提供する。クラウドベースの同プラットフォームは、販売されている他のシステムと比べて運用コストを最高40%削減する。
オーエスジーはInfosys CommerceEdgeを使って、その在庫および価格に対してより優れた可視性と管理能力を持つことができる。このソーシャル商取引プラットフォームは、それぞれの顧客に個別のオンライン取引体験を提供する。同プラットフォームの最新の解析機能によってオーエスジーは、顧客の購買行動とパターンに対してリアルタイムの可視化を支援し、これまで以上に効率的なマーケティングキャンペーンを進めることができる。
新しいソーシャル商取引プラットフォームは、オーエスジーの世界的進出拡大計画にとって重要である。CommerceEdgeはあらかじめ組みこまれたアクセラレーター、インテグレーターを装備し、複数言語をサポートする能力がある。同プラットフォームは第1段階の展開局面で日本のオーエスジー顧客をサポートし、東南アジア、欧州の同社顧客へのサポートを広げる計画がある。
オーエスジーの園部幸司常務取締役は「当社の電子商取引ポータルは、ビジネスに最重要ツールの一つである。Infosys CommerceEdgeが当社にとって貴重なツールであるのはそのためである。この革新的なプラットフォームは、顧客が当社とビジネス交渉しやすくするため必要な柔軟性と機能性を与えてくれる。なお素晴らしいことは、インフォシス(Infosys)がCommerceEdgeプラットフォームをホスト、管理するという事実である。従って、オーエスジーが余分な投資をする必要は全くない」と語った。
インフォシスのサムソン・ダビド副社長兼ビジネスプラットフォーム・ヘッドは「オーエスジーはその電子商取引イニシアチブを変えるためにInfosys CommerceEdgeを選択したのは適切な選択肢であった。デジタル商取引は、オーエスジーのような製造業にはますます重要になっている。インフォシスは革新的製品とプラットフォームを所有して、日本やその他どこでもメーカーがそのデジタル消費者とより効率的にビジネス交渉をする際に、重要な役割を果たすことになる」と語った。
▽オーエスジー株式会社について
オーエスジーはタップ、エンドミル、ドリル、平ダイスなどの製造、販売を専業とする包括的な切削工具メーカーである。タップおよびネジ切り工具の主力分野は、世界最大の市場シェアを保持している。1938年創業以来、同社は積極的な顧客対応と高度な製造能力とを結合することで、高付加価値の製品を提供することに一貫して注力しきた。このような社風はオーエスジーの企業DNAであり、切削工具の分野で世界をリードする製品の世界的営業活動と開発推進の主要な要因となっている。
▽インフォシス(Infosys Ltd)について
インフォシスは、世界的企業とその革新に導かれた成長を促すパートナーになっている。そのような理由からフォーブス誌は、最も革新的企業トップ100社の内の19番目にインフォシスを位置づけした。インフォシスは次世代コンサルティング、テクノロジー、アウトソーシング・ソリューションの大手プロバイダーとして、世界30カ国以上でクライアントがその目標を達成する支援を行っている。詳しい情報およびインフォシスが15万人以上の社員と共に今日、どのように「未来企業を目指して(Building Tomorrow’s Enterprise、登録商標)」いるかはウェブサイトhttp://www.infosys.com(http://www.infosys.com/Pages/index.aspx)を参照。
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- [製造全般]オーエスジー、Infosys CommerceEdge採用 2012/12/19 水曜日