LAオートショー、50台近い自動車のデビューが確定
【ロサンゼルス2012年11月13日PRN=共同JBN】LAオートショーのプレスデーには世界から24台、北米から25台のプレミアカーと初の先進技術が紹介される。
ロサンゼルス・オートショー(http://www.laautoshow.com)は13日、プレスデーの11月28-29日と一般公開の11月30日-12月9日のLAオートショーで、50台近い自動車がデビューすることを確認した。ちょうど2週間後にオープンするLAオートショーでは、世界のトップ自動車メーカーが製造した電気自動車からパフォーマンス、ラグジュリー・デザイン車までがデビューを果たす。デビューする自動車の数と世界の各国の主要自動車メーカーの出展は、自動車業界の強力な回復力と発表場所としてのLAオートショーの重要性の両方を象徴している。
ことしデビューする自動車のラインアップからは、現在再起中の自動車業界を駆り立てている最もホットなトレンドと最先端の革新の感動的なミックスの場となることが約束されている。世界で初めてデビューする自動車は、クライスラー、フォード、ゼネラルモーターズ、および欧州自動車メーカーのBMW、フィアット、ジャガー、メルセデスベンツ、ポルシェ、フォルクスワーゲンが含まれている。ショー参観者はまた、アキュラ、ホンダ、現代、起亜、日産、スバル、トヨタからのモデルを含め、アジアブランドの世界的新デザイン発表に出会うことになる。このデビューではまた、最新の車載技術(http://www.laautoshow.com/advancedtechnologyshowcase)や燃料効率、ハイブリッド、電気、代替燃料自動車(http://laautoshow.com/PressDays)が含まれ、現在の自動車産業でグリーンがイノベーションの主要なテーマになっていることを表している。全体として、LAオートショーでは24台の電気駆動自動車、プラグイン電気自動車、少なくとも12台のクリーンディーゼル自動車および1ガロンあたり40マイル走行を達成する先進的4気筒ガソリンエンジンを備えた20台近い自動車が展示される。これら技術満載の自動車が勢ぞろいしたため、総計25の記者会見が予定され、世界50か国を超えるメディアが出席登録している。
LAオートショーのゼネラルマネジャー、アンディ・フゼジー氏は「北米の自動車産業は2008年以降最良の年間販売率を経験しており、このプラス成長がLAオートショーに出展されるデビュー車の数、さまざまな車種、変容中のテクノロジーにはっきり表れている」と語っている。
米国における最大のラグジュリー/パフォーマンス市場としてのロサンゼルス地域(http://www.laautoshow.com)を象徴するように、デビューを予定される50台のうち少なくとも12台はこのカテゴリーの車である。このセグメントに登場が予定される自動車には、2013 Acura RLXラグジュリーセダンの世界初登場、コンセプトカーBMW i8 Spyderハイブリッド・ロードスターの北米初登場およびBMWから内容未発表車のデビューが含まれている。ショーではまた、待望のJaguar F-TYPEコンバーティブル・スポーツカーの北米デビューとジャガーから未発表車の世界デビューが行われる予定。メルセデスベンツからは4台がデビューする予定で、SLS AMG Blackシリーズの世界デビューとまだ命名されていない自動車のデビューが含まれている。超高級車ベントレーは北米でデビュー展示し、ポルシェから超高級車部門の締めくくりとして、うわさになっている自動車のデビューと911Carrera 4の北米デビューが予定されている。
来年は自動車の効率に関する最高の年になりそうだ。AutoTrader.comによると、すべての自動車購入者が代替燃料に関心を持っており、2012年に極めて燃費の高いモデルはこれまでに54%増加している。今年のLAオートショー(http://www.laautoshow.com)は、このトレンドを反映し、グリーン・カテゴリーのすべてにわたりデビュー車が大幅に増える。今年のショーでは、フィアットから初の電気自動車Fiat 500eがデビューし、ゼネラルモーターズから全電気駆動のChevrolet Spark EVがこれもまた世界デビューする。フォードもこのカテゴリーに力強く進出しており、2013 Ford C-MAX Energiプラグイン・ハイブリッド、Fusion Energiプラグイン、Focus Electric、未発表車を含む複数の新車を世界に発表する。ホンダもまた、アコードの新しいプラグイン・ハイブリッドをデビューさせる。
このほかデビューする車は、現在路上で人気のあるすべてのセグメントにわたっており、5人乗りのFiat 500Lの北米バージョンに関する世界デビューのようなコンパクト・パフォーマンスカーが含まれている。Mini USAもこのセグメントで競争しており、PacemanとClubvanの北米デビューを行う。他の大きな発表はフォルクスワーゲンからで、2013 Beetle Convertibleを携えて世界デビューする予定。アジアの自動車メーカーもLAオートショーを複数の自動車の理想的な発表場所としている。現代は未発表の車とともに、Santa Feクロスオーバーのより長い車体で7人乗りのバージョンをデビューさせ、ホンダもミステリーワールド・デビューを予定している。さらに未発表車の世界デビューを計画しているのは日産、トヨタ、スバルである。マツダ6ミッドサイズ・スポーツセダンはこのショーで北米デビューする予定で、起亜はForteセダンの世界デビューを行う。2014年型三菱アウトランダーもまた、燃費向上とレーン逸脱警報システムを含む先進的安全技術を備えて北米デビューする。
今年注目のデビュー車に加えて、プレスデーだけで紹介されるものの中には、これらの車両に組み込まれたトランスフォーマティブ技術がある。自動車販売企業グループであるAuto Alliance(米国自動車工業会)がAdvanced Technology Showcase(http://www.laautoshow.com/advancedtechnologyshowcase)と名付けた紹介では、ドライバーをより安全にするために、現在より一層自動車に組み込まれつつあるアプリケーションとソリューションのリスト拡大が注目される。Auto Allianceが行った世論調査によると、10人中6人の消費者は次の車を購入する際ドライバー・アシスト技術を付けることに関心を持っている。これらのシステムは、これまでの指標だった馬力や1ガロンあたりの走行距離と同様に、ますます自動車購入者にとって重要になっている。
▽LAオートショーについて
2012年LAオートショーは、シーズン最初の主要な北米の自動車ショーとして、業界で最重要な新型車デビューの舞台になり、シーズンの方向を決定する。日程は11月28、29の両日がプレス向け、11月30日から12月9日までが一般公開される。メディア関係者がLAオートショーでプレスカードを受け取るためのオンライン登録は11月16日が最終日になる。プレスデーに続き、ショーは世界で最も参加者が多い一般向けオートショーになる。最新のショー関係ニュースおよび情報を得るには、Twitter(twitter.com/LAAutoShow)、Facebook(facebook.com/LosAngelesAutoShow)でフォロー、アラートを受け取るためにはウェブサイト(LAAutoShow.com)で登録が必要。
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- [四輪・二輪]LAオートショー、50台近い自動車のデビューが確定 2012/11/14 水曜日