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日産自9月実績、世界生産・販売は11%減 国内生産13%減

 日産自動車が26日発表した9月の生産実績によると、世界生産は前年同月比11.4%減の39万1164台だった。このうち国内生産は、主に「新型ノート」、「新型NV350キャラバン」が台数増加したものの、「ローグ」など輸出向けが減少となり13.9%減の9万6585台であった。

 海外生産は、10.6%減の29万4579台であった。このうち、米国では主に、主に「インフィニティ JX」が純増となったものの、「フロンティア」などの工場移管準備のための台数減により、18.4%減の4万948台。

 メキシコは、主に「セントラ」のモデル切り替えによる台数減により、10.8%減の5万2071台。英国は、主に「ジューク」の台数増により、1.8%増の4万5855台。スペインは、29.6%減の1万1859台。

 中国は、20.4%減の9万394台。その他の地域は、主にインドの「サニー」、タイの新型車「シルフィ」の純増と「アルメーラ」の台数増、インドネシアの新型車「エヴァリア」(7人乗りMPV)の純増により、17.5%増の5万3452台だった。

 一方の販売は、世界販売は11.2%減の39万6536台だった。軽自動車を含む国内販売は、9.7%減の6万1497台。このうち、国内登録は、主に新型「ノート」が健闘したものの、「マーチ」、「ジューク」の台数減により、4.0%減の5万1307台。軽自動車は、30.6%減の1万190台だった。

 海外販売は、11.5%減の33万5039台。このうち、米国は、主に「インフィニティ JX」が純増となったものの、昨年新型を投入した「ヴァーサ」が反動による台数減となり、1.1%減の9万1907台。欧州は、10.4%減の6万6074台。中国は、35.3%減の7万6066台。その他の地域は、主にタイ、インド、インドネシアの台数増により、12.9%増の7万5814台だった。


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