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ノキアがパイオニアにNAVTEQ Mapを供給

【シカゴ2012年10月1日PRN=共同JBN】ノキア(Nokia)は27日、Location & Commerce 事業部門がパイオニアのアフターマーケット・ナビゲーションシステム向けにNAVTEQ(登録商標)Mapを供給するとともに、同社向けに関連する北米と欧州のマップ更新配信を取り扱うと発表した。このアフターマーケット・ブランド企業(パイオニア)は車載グレードで高精細NAVTEQ Mapのデータを通じて、快適なナビゲーション体験をドライバーに提供するため選ばれた最近の一連の大手OEMの1社に加わる。

ノキアのロケーション・プラットフォームは中核のコンテンツとともに、代表的な業界顧客による優れたロケーションベース・アプリケーションの開発支援を目指す包括的な「エコシステムの場」である。サービス・ポートフォリオの一部は、プロジェクト管理、マーケティングからロジスティックス、電子商取引、さらには完ぺきなコンシューマーケアまでのサポートに注力する。パイオニア向けマップ更新プログラムは、販売・製品支援、流通とともに返品処理が含まれる。

パイオニア・カーエレクトロニクス事業統括部カー市販事業部の佐藤裕部長は「われわれはテクノロジー・イノベーターとして、消費者と緊密に接するため常時努力しており、Nokia Location & Commerceはこの分野で貴重なサポートを提供してくれる。彼らはマップ更新の配信処理とともに、当社製品開発を積極的に支援して、先立つデータ更新後の変更と追加を含めて、マップ・データベースとコンテンツについて専門家による問い合わせにも回答してくれる。週日休みないヘルプもNAVTEQ(登録商標)Mapのウェブサイトから利用できる」とコメントした。

パイオニアは、最新の技術革新を利用することでオーディオビジュアル・エンターテインメントとカーナビゲーション・システムを融合させ、車載エンターテインメントの最前線を広げる努力をしている。これらの努力は、消費者にNAVTEQ Mapなど新しい価値を一貫して提供する理念に導かれている。

Nokia Location & Commerceのブルーノ・ブールゲット販売担当副社長は「当社のロケーション・コンテンツは、世界で2400万を超える車載ナビゲーション・システム動作を支えており、自動車産業部門では優先的な選択肢となっている。パイオニアのアフターマーケット・システムを搭載するドライバーはこれから、正確で精度の高いデータだけでなくマップ更新支援プログラムからも恩恵を受けるようになる。当社の目標は、どのようなプラットフォームあるいは機器にかかわらず、非常に競争の激しい市場で成功するのに必要な最先端製品とサービスをすべての顧客に提供することにある」と語った。

ノキアはパリで開催されるモンディアル・ド・ロトモビル・ショー(国際自動車ショー)のホール3、ブース番号213で展示する。

Nokia Location & Commerceはモンディアル・ド・ロトモビル・ショーで多数のOEMコラボレーションと広範囲のパートナーのデモを通じて世界の自動車産業界において「Location」のリーダーであることを実証する。いつもつながっていたいという顧客の要望に応えることは車載業界の重点的に取り組むことである。自宅にいようが、街を歩いていようが、車に乗っていようが、常に変化する位置に対応する製品およびサービスを通じて現代の「connected driver」の期待にNokia Location & Commerceが応えることができることを全面的に公開するとともに、顧客と消費者が一様に、スマートデータ/マルチスクリーン、かつ多様な移動手段の選択から恩恵を受けることも紹介する。

▽パイオニアについて
パイオニアは、カーエレクトロニクス、オーディオ、ビデオ製品など消費者および企業が利用するエレクトロニクス製品の大手グローバルメーカーである。同社株式は東京証券取引所で売買されている。詳しい情報はhttp://pioneer.jpを参照。


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