貿易収支5174億円の赤字、7月では最大 天然ガスなどの輸入が増
財務省が22日発表した7月の貿易統計(速報値)によると、輸出は、半導体などの電子部品や鉱物性燃料などが減少し、前年同月比8.1%減の5兆3133億円。輸入は、液化天然ガス、通信機などが増え、2.1%増の5兆8307億円となり、輸出額から輸入額を差し引いた貿易収支は5174億円の赤字となった。これは2カ月ぶりの赤字であり、7月としては過去最大。
輸出における増加品目は、自動車の4.6%増(寄与度0.6ポイント増)。減少品目は、半導体等電子部品の13.9%減(寄与度0.8%ポイント減)、鉱物性燃料の24.6%減(0.6ポイント減)、船舶の18.0%減(0.5ポイント減)。
輸入における増加品目は、液化天然ガスの24.2%増(1.8ポイント増)、通信機の35.4%増(0.9ポイント増)、自動車の64.7%増(0.6ポイント増)。減少品目は減租油の8.8%減(1.4ポイント減)、鉄鉱石の32.8%減(1.0ポイント減)。製品輸入比率は53.5%だった。
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- [製造全般]貿易収支5174億円の赤字、7月では最大 天然ガスなどの輸入が増 2012/08/22 水曜日