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大和ハウス、フジタを子会社化 海外事業の更なる拡大も視野

 大和ハウスは10日、中堅ゼネコンのフジタの株式を取得し子会社化することを発表した。フジタは大和ハウスよりも、北米や東南アジアなどの海外事業で先行しており、グループにおさめることで、海外事業の更なる拡大や促進をねらう。

 大和ハウスでは、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、住宅ストック(リフォーム、仲介)、商業施設、事業(医療介護、物流)施設、健康余暇(リゾートホテル、スポーツクラブ)といった多岐に亘る事業を展開しており、「再成長」をテーマに、コア事業の競争力強化、収益機会の開拓、マネジメントインフラ整備、人財育成強化、海外拠点整備、海外展開における業容拡大を基本方針とし、業容の拡大を図っている。

 一方、フジタは、国内・海外で建設業を営んでおり、国内では建設技術、街づくり・都市再生のノウハウを活かしたビジネスを行うとともに、中国では日系ゼネコンの中でトップクラスの地位を確保しているほか、メキシコやベトナムなどでユーザーの海外設備投資を積極的にサポートしている。


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