三菱化学、鹿島事業所でリチウムイオン電池材料の生産能力増強
三菱化学は、鹿島事業所(茨城県神栖市)で、リチウムイオン二次電池等の原料として使われるエチレンカーボネート(炭酸エチレン)の生産能力を増強することを発表した。主に携帯電話やパソコンなどで使用されるリチウムイオン二次電池の需要が増加に対応するため。6月に着工し、来年9月に完成する予定。生産能力は現行の3000t/yから8000t/yに増強される。
三菱化学では、2007年以降鹿島事業所においてエチレンカーボネートの生産を開始し、リチウムイオン二次電池材料分野で求められる水準に対応した高い品質でユーザーに高い評価を得てきた。増加する需要に対応すべく今回の生産能力増強を決定した。
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- [化学・繊維]三菱化学、鹿島事業所でリチウムイオン電池材料の生産能力増強 2012/06/09 土曜日