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中央電視台がビデオンラインに北京五輪広告独占権供与

 【北京19日PRN=共同JBN】ビデオネットワーク企業の米ビデオンライン・コミュニケーションズ社(http://www.videonline.com)は19日、中国中央電視台(CCTV.com)がウェブサイト(http://www.cctv.com)上のライブ・VOD(ビデオオンデマンド)チャンネルを通じて、2008年北京五輪のオンライン・ビデオストリーミング放送のビデオ広告提携関係をパッケージ化して制作する独占権を同社に与えたと発表した。

 CCTVは中国で唯一の国営テレビ局で、既存放送チャンネルの視聴者は5億人を超える。インターネットと携帯電話プラットフォームを通じたCCTV.comの中国本土とマカオSAR(特別行政区)での2008年北京五輪ライブストリーミングは、新しいデジタルメディア時代のオリンピック大会放送の歴史における画期的な出来事である。

 CCTV.comは、中国本土とマカオSARを対象にした2008年北京五輪のオンライン広告を伝えるために、ビデオンラインの「08インテリジェント広告挿入ネットワーク」を使用する。

 CCTV.comゼネラルマネジャーのウエンビン・ワン氏は「CCTV.comは、ウェブサイト(http://www.cctv.com)上のライブ・VODチャンネルを通じた2008年北京五輪オンライン・ビデオストリーミング放送のために、ビデオ広告パートナーシップを導入する独占権をビデオンラインに与えた。われわれは両社の大きな強力関係に期待している」と語った。

 ビデオンライン会長兼最高経営責任者(CEO)のプリシラ・M・リュー博士は「2008年北京五輪のイベントに関する独占権をCCTV.comから与えられたことを光栄に思う。これはデジタルメディア放送における画期的なことであり、これまでに前例がない水準である中国の2億人以上のインターネット利用者に届き、『新デジタルメディア』時代の市場進出の新たな基準になる。中国全土での広告を希望する企業にとっては非常に大きなチャンスとなる」と語った。

 中国のインターネット利用者の75%以上は、インターネットでテレビや映画を見たりしてビデオエンターテインメントを入手している。中国産業情報省の下でインターネット問題を担当する行政機関の中国インターネット情報センター(CNNIC)によると、中国のインターネットユーザーは2億人を超え、携帯電話利用者は5億人を超える。これは世界最大のオンライン・携帯電話利用人口である。

 ▽ビデオンライン・コミュニケーションズ社について
 ビデオンライン・コミュニケーションズ社(ViDeOnline Communications, Ltd.、VDO)は高級なビデオコンテンツ、音楽、音楽ビデオ、映画、テレビ番組を国際的な通信事業者とサービスプロバイダーに確実に届けるために、エンドーツーエンド(e2e)のビデオとアドレス可能な広告挿入ネットワークを提供している。同社のe2eネットワーク機能には、広範囲の消費者向け視聴機器のあらゆる取り込み手段で複数のライブ映像をサポートできるピアツーピア(P2P)のビデオオンデマンド・ストリーミング機能が含まれている。「08メディアネットワーク」は、業界が承認したDRM(デジタル著作権管理)とウォーターマーキング(透かし技術)、契約者管理、請求、リアルタイムの取引記録報告、さらにサーバーとネットワークの混雑状態を監視するネットワーク管理により、確実なコンテンツ管理をサポートする。VDOは広告スポンサーと高級コンテンツ集合体を配信してローカルのインターネット接続サービス業者(IPS)と通信事業者にターンキー方式のビデオネットワークサービスを提供する。

(共同通信PRワイヤー)


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