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トヨタ自動車、4月の国内生産は単体で5倍の27.6万台

 トヨタ自動車は、4月の生産・販売実績を発表した。それによると、トヨタ単体の国内生産は5・1倍の27万6000台で、ダイハツ工業、日野自動車を含めたグループ全体では、4・4倍の35万3000台と、7カ月連続で前年同月実績を上回った。

 国内生産では、トヨタは27万6000台と、9カ月連続で、ダイハツは3・1倍の6万5000台と、7カ月連続で、日野は2・5倍の12万4000台(前年同月比250.4%)と、11カ月連続で、それぞれ前年同月実績を上回った。グループ全体では4・4倍の35万3000台と、7カ月連続で前年同月実績を上回った。

 国内販売は、トヨタは2・8倍の10万8000台と8カ月連続で前年同月実績を上回った。レクサスブランド車の販売は2倍の3457台。軽自動車の販売は1647台となった。除軽市場におけるシェアは、50.7%(前年同月差+16.5ポイント)と、4カ月連続で前年同月実績を上回った。なお、含軽市場におけるシェアは、30.0%となった。

 ダイハツは、2・1倍の5万3000台と、7カ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売は2・1倍の5万2000台と7カ月連続で前年同月実績を上回った。軽市場におけるシェアは、34.8%(前年同月差+3.0ポイント)となった。

 日野は、1・8倍の2200台と、10カ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は1・8倍の1200台と、10カ月連続で前年同月実績を上回った。普通トラック市場におけるシェアは、30.2%(前年同月差-4.3ポイント)となった。

 合計は、2・5倍の16万3000台と、7カ月連続で前年同月実績を上回った。また、含軽市場におけるシェアは、45.2%(前年同月差+11.3ポイント)と、7カ月連続で前年同月実績を上回った。

 輸出は、トヨタは、全地域に向けた輸出が増加し、5・8倍の18万台と、9カ月連続で前年同月実績を上回った。ダイハツは、中近東に向けた輸出が減少し37.2%減の600台と、前年同月実績を下回った。日野は、全地域に向けた輸出が増加し、2・8倍の8700台と、7カ月連続で前年同月実績を上回った。合計は、5・3倍の18万9000台と9カ月連続で前年同月実績を上回った。

 海外生産は、トヨタは、アフリカ・アジア・欧州・中南米・北米等で増加し、1・6倍の42万台と5カ月連続で前年同月実績を上回るとともに、4月としては過去最高となった。ダイハツは、インドネシア・ベネズエラで増加し、1・6倍の1万8600台と、5カ月連続で前年同月実績を上回った。

 日野は、アジアで増加し、2・1倍の1700台と、10カ月連続で前年同月実績を上回った。合計は、1・6倍の44万台と、5カ月連続で前年同月実績を上回るとともに、4月としては過去最高となった。


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