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ホンダ、電動一輪車「NI-CUB」発表 人の歩行をイメージ

電動一輪車「NI-CUB」
電動一輪車「NI-CUB」(写真・ホンダ))
 ホンダは15日、自律二足歩行ロボット「ASIMO」のバランス制御技術を活かした電動一輪車「U3-X」の進化版『NI-CUB』を発表した。人との調和をテーマに、人の歩行のような全方位への自由な動きと、両足の間に収まるコンパクトサイズが特長。

 今回発表した『UNI-CUB』は、09年に公開したパーソナルモビリティー「U3-X」をベースに進化させたもの。ホンダ独自のバランス制御技術と全方位駆動車輪機構(Honda Omni Traction Drive System)により、身体を傾けて体重移動するだけで速度や方向の調整ができ、前後移動に加えて真横や斜めなどさまざまな方向に動き、曲がり、止まることを可能としたことで、周囲の人の動きに対しても機敏に対応することができる。

 また、両足の間に収まるコンパクトなサイズを実現し、乗った際の足着き性が良く、周囲の人と目線の高さが同等となるようにした。これにより、乗る人と周囲の人に優しいモビリティーとして、人と調和し、人が行き交う屋内空間や施設などでの移動を可能とした。


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