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東急電鉄、12年度鉄道投資計画発表 耐震工事など483億円

 東急電鉄は、2012年度における鉄軌道事業で総額483億円の設備投資を行なうことを発表した。設備投資は主に、耐震補強工事や東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転工事、バリアフリールート改良工事、環境配慮型新車両30両導入などにつぎ込まれる。

 総額483億円のうち、安全対策とサービス向上の取り組みには342億円を投資する。2012年度は、駅・高架橋・トンネルなどの耐震補強工事、下神明駅・緑が丘駅の改良工事など、より安全で安心・快適な東急線を目指す。また、東横線の30両を節電や環境に配慮した新型車両5000系に更新する。

 鉄道ネットワーク拡充では、141億円を投資する。2012年度中に予定している東横線と東京メトロ副都心線との相互直通運転開始に向けて、東横線渋谷~代官山間地下化工事や特急・通勤特急・急行列車の10両編成化対応工事を柱とする「東横線渋谷~横浜間改良工事」を計画どおり進めていく。


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