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外国資本による森林買収面積は157ヘクタール=国交省と農水省

 国土交通省と農林水産省は、外国資本による森林買収に関する調査を取りまとめた。昨年1年間の年1月から12月まで居住地が海外にある外国法人又は外国人と思われる者による森林買収は、北海道が取得者10件・森林面積108ヘクタール、群馬県が1件・44ヘクタール、神奈川県で2件・0.9ヘクタール、沖縄県で1件・5ヘクタールの合計14件・157ヘクタールであることが分かった。

 本調査以外にも過去に都道府県から農水省に寄せれた報告では、北海道で6件・9ヘクタールとなっている。また、国内の外資系企業による取得は2件・30ヘクタールとなっている。

 本調査を地域別にみると、北海道では留寿都村でシンガポール(取得者の住所地)が0.4ヘクタール(ha)、倶知安町では、中国香港が0.9ha、英領ヴァージン諸島が計7ha、英領ケイマン諸島が5ha、ニセコ町ではシンガポールが計11ha、ギリシャが2ha、伊達市が中国香港で81haで、利用目的は資産保有。

 群馬県では嬬恋村でシンガポールの44haで利用目的は資産保有、神奈川県では箱根町で中国香港の計0.9でいずれも別荘利用。沖縄県では今帰仁村で中国の5ha、目的は住宅販売。

 日本の森林面積は2500万ヘクタールといわれている。


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