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トピー工業、中国にダンプ用超大型ホイール部品の生産会社設立

 トピー工業は、鉱山向けダンプトラック用超大型ホイール(商品名「SGOR」)の部品を生産販売する100%出資子会社を中国に設立することを発表。

 鉱山向けダンプトラック市場は、中国を含めたアジアおよびオセアニア地域を中心とした資源開発需要の拡大とともに今後も成長が見込まれており、3年後には約3割程度の需要増加が想定されている。

 これまで、トピー工業では需要の拡大に合わせて国内製造拠点である綾瀬製造所(神奈川県綾瀬市)の生産能力を順次拡大させるとともに、素材の製造工程である豊橋製造所(愛知県豊橋市)の製鋼設備を2015年4月の稼働を目指して新鋭化する。トピー工業はユーザーから長期的にSGORの安定供給を要請されており、今後さらに拡大する需要に対応するためには、部品生産能力を増強する必要がある。

 そこで、このたびトピー工業は、中国天津市においてSGORの部品生産を目的とした子会社「天津トピー機械有限公司」を設立することとした。この部品生産子会社の稼働により、綾瀬製造所における完成品組立能力を拡大するとともに、部品調達を多様化し、調達リスクの分散化を図っていく。トピー工業グループは国内製造拠点を中心とした最適グローバル生産体制を構築し、SGOR事業のさらなる成長を図っていく。


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