7月4日から鉱業・冶金でイベント開催、カザフスタンのアスタナで
【アスタナ(カザフスタン)9日PRN=共同JBN】アスタナ鉱業・冶金会議(AMM)と鉱業・冶金労働者会議が7月4日から6日までカザフスタンの首都アスタナの独立宮殿で開催され、このセクターの主要人物が参加、同国の鉱業・冶金産業に注目が集まる。共同開催される今回の会議は「カザフスタン鉱業・冶金の日」として知られ、1000人を超える専門家が参加するとみられる。
カザフスタン政府は政策および目標として、競争力を持つ輸出を促進し、製品の品質を改善し、同国の鉱業と冶金産業分野で働く専門家に必要な技能を訓練することによって、同国の鉱業・冶金産業をより一層国際的に傑出したものにすることを掲げており、「カザフスタン鉱業・冶金の日」はこれを支援するのが目的である。
カザフスタンは天然資源に恵まれており、発見されている100近い天然資源のうち、60種類が採掘されている。アスタナ鉱業・冶金会議は、同産業が直面する戦略的課題に関する公開討論のためのプラットフォームであり、国際的提携模索するまたとない機会を提供する。
AMMの議題は探鉱、生産、処理をカバーしており、地質学、鉱業、冶金分野の上級専門家のためになる全体会議やパネルディスカッションが用意されている。講演者は数カ国から参加し、カザフスタンのカリム・マシモフ首相とアセト・イセケシェフ産業新技術相が主催する。両首脳に加え、多数の産業界首脳が参加しこの分野における最新の開発に関する考え方や理解を共有する。
この催しはKAZZIC、ENRC、アルセロール・ミッタルを含む一連の大手スポンサーの支援を受けている。会議への参加希望者はウェブサイトhttp://www.amm.kzを参照。
(注記)
AMMは、カザフスタンの大手トレード・イベントオーガナイザーであるITECAが開催している。ITECAはITEグループの1部門で、毎年世界14カ国で200を超す見本市・会議を組織している。
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- [国際情報]7月4日から鉱業・冶金でイベント開催、カザフスタンのアスタナで 2012/05/10 木曜日