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スズキ、インドに二輪車の新工場を建設決定 生産能力は50万台

 スズキは、インドのハリアナ州ロータックに二輪車の新工場を建設することを決定した。2004年に二輪車の製造、販売を行うスズキ・モーターサイクル・インディア社(SMIPL)を設立し、2006年よりハリアナ州グルガオンの工場にて生産を開始した。

 インドの二輪車市場は2011年度に1300万台を超え今後も拡大が見込めることから、SMIPLでは、スズキのインド子会社マルチ・スズキ社が四輪車のR&D施設を建設するために保有するハリアナ州ロータックの敷地の一部約40万平米を使用し、二輪車及び二輪車部品製造工場をあらたに建設することで州政府の認可を取得した。

 SMIPLは、マルチ・スズキ社よりこの土地の一部を借り受けて新工場を建設する。工場の生産能力は50万台で、2014年中に完成の予定である。その後市場の拡大にあわせて順次増強していく計画である。

 SMIPLは現在、スクーター2機種、モーターサイクル2機種を生産しており、2011年度の生産実績は35万台(前年比122%)であった。


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