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リコー、東北リコーに新型重合トナーの生産設備増設 生産能力1割増

 リコーは、100%子会社である東北リコー(宮城県柴田郡)の工場内にリコーの新型重合トナー「PxP-EQトナー」の生産設備を増設する。増設への投資額は110億円を見込む。着工は5月1日、稼働は2013年6月を予定。生産能力は年間1800トン、トータル1割の増強となる。

 「PxP-EQトナー」は、カラーデジタル複合機やプロダクションプリントソリューションズ向けプリンターに搭載される新型重合トナーで、同トナーの需要は、今後急速に拡大すると見込んでいる。「PxP-EQトナー」の生産設備はリコー沼津事業所にあり、今回、新たに東北リコーに生産設備を増設する。

 増設への投資額は約110億円の見込む。東北リコーでは、重合トナーの第二の生産拠点として2010年6月から5ラインが稼動しており、今回はその工場建屋内に新たに3ラインを増設する。これにより、年間約1800トンの生産能力増強となり、リコー沼津事業所および東北リコーのトータルで年間約1万5800トンに拡大する。


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