村田製作所、高周波用インダクタの生産能力を拡大
村田製作所は、スマートフォン(多機能電話機)をはじめとする小型通信機器に搭載される、高周波用インダクタの生産能力を拡大する。また、岡山村田製作所での生産を開始し、複数拠点での生産によってリスクを分散する。
同社はこれまで福井村田製作所宮崎工場において、厚膜フィルムタイプの高周波用チップインダクタの0603サイズおよび0402サイズを生産してきたが、需要の拡大に対応するため、生産を拡大する。また、2012年10月より、岡山村田製作所にてボリュームゾーンである0603サイズの生産を始める。
これにより、両工場を合わせた生産能力は2011年10月の約4.6倍、2012年4月の約1.8倍となる。
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- [電子・半導体]村田製作所、高周波用インダクタの生産能力を拡大 2012/04/12 木曜日