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三菱電機、電力システム製作所の生産能力増強 110億円投資

三菱電機
新設したステータコイル工場(写真・三菱電機)
 三菱電機は3月1日、電力システム製作所(兵庫県神戸市)で工場建屋3棟の新設および、生産ラインの再構築、最新鋭生産設備を導入したことを発表した。発電設備の世界的な需要拡大に対応するため。投資額は110億円。タービン発電機の生産能力は年間60台へ拡大された。

 今回の増強で、神戸地区においてコンバインドサイクル発電などの高効率発電プラント向け発電機を年産60台まで拡大された。また、海外原子力プラント向け世界最大容量(2000MVA級)発電機の製造も可能になった。更に、同社設計機の海外生産を含めた社外調達により、年間80台のグローバル供給体制に拡大された。


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