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豪雨被害の新潟・塩谷川など、復旧助成事業を採択=国交省

 国土交通省の水管理・国土保全局は3日、昨年7月に新潟・福島豪雨で被災した「一級河川・信濃川水系塩谷川」(新潟県長岡市)の災害復旧助成事業及び、「破間川」(新潟県魚沼市)「鹿熊川」(新潟県三条市)の災害関連事業をそれぞれ採択した。新潟県では、塩谷川については今年度から5年間。破間川、鹿熊川については今年度から3年間の予定で浸水被害の軽減を図るための事業を実施していくこととなった。

 事業内容をみると、塩谷川(助成事業)については約10.6キロメートルの区間において、出水によって被災した護岸等の災害復旧とあわせて、河道断面の拡幅を実施し、流下能力の向上を図る。採択事業費は約97億3000万円。平成23年度から27年度まで実施される予定。

 一方関連事業である破間川は約1.7キロメートル、鹿熊川は3.3キロメートルの区間において、出水によって被災した護岸等の災害復旧とあわせて、河道掘削や堤防嵩上げ等を実施し、流下能力の向上を図る。採択事業費は破間川が約10億8000万円、鹿熊川が約9億3000万円。平成23年度から25年度まで実施される予定である。


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