トヨタ自、ロシア工場でプレス・樹脂成形工程を拡充
トヨタ自動車は2日、ロシアにおける車両生産会社であるトヨタ・モーター・マニュファクチャリング・ロシア(TMMR)の工場に、プレスおよび樹脂成形の工程を追加することを発表した。追加工程の稼働開始は2014年を予定。今回の拡充に関わる投資額は約27億5000万ルーブル(約70億円)となっている。
TMMRでは年産5万台の生産能力を有しているが現在は2万台程度のカムリを生産している。溶接、塗装、組立の生産工程を行っており、今後も持続的な市場の成長が期待されるロシアにおいて更なる現地化の推進を図るべく、この度工程の追加を決定した。
TMMR松永良典社長は、今回の決定について「ロシアで生産しているカムリがロシアのお客様に高い評価をいただいた結果であり、サンクトペテルブルク市の産業の発展にも貢献できるとともに、将来のトヨタの生産拡大に向けた大事な一歩となる」と述べた。
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- [四輪・二輪]トヨタ自、ロシア工場でプレス・樹脂成形工程を拡充 2012/02/03 金曜日